ニキビを隠すだけじゃダメ?モテる男が実践する清潔感スキンケア

外見

きみはニキビを放置していないか?
ニキビはパラサイトのようにゆっくりと君の肌を蝕み、いずれ取り返しがつかない程のニキビ跡が形成されてしまう。

ニキビを甘く見てはいけない!普段から肌の手入れをしてないと、デート前、告白予定の週にニキビができ、女性からの外見ポイントが下がってしまう…。「汚い」「不潔」と。

モテメンの大半は肌がきれいだ。そしてニキビがない。
ニキビはニキビは、見た目の印象に影響を与えるだけでなく、気持ちも下向きにしてしまう。
昔の自分もそうだった。ニキビができた時に心がダウンしていた。そして女性からの目線が俺の目でなくニキビに移っていた(笑)

でも安心してほしい。ニキビにはちゃんとした原因があり、正しく対処すれば、予防も改善も十分に可能。
美容ナースとして肌を学んでいった中できみたちに今回は分かりやすく簡潔にニキビについて話していこうと思う。
いまニキビができているのであれば、それ以上悪化させないよう工夫していく必要がある。
さぁ、手入れしていこう!

ニキビができる原因

ニキビ(尋常性ざ瘡)ができるメカニズムは、「4つの要因」が複雑に絡み合って起こるんだ。

1. ホルモンの影響による皮脂の過剰分泌

思春期やストレス、生活習慣の乱れなどによって男性ホルモン(アンドロゲン)が増加すると、皮脂腺が刺激される。
これにより、皮脂(肌の油分)が過剰に分泌される。

 2. 毛穴の詰まり(角栓の形成)

毛穴の出口では、古い角質(垢)と皮脂が混ざり合って角栓(かくせん)を作っている。これは「毛穴のフタ」のような状態になり、皮脂の排出がうまくいかなくなってしまう。

3. アクネ菌の増殖

毛穴がふさがり中に皮脂がたまると、毛穴の中の酸素が少ない状態になる。これはアクネ菌にとって絶好の繁殖環境。
アクネ菌は皮脂をエサにして増殖し、その過程で脂肪酸や炎症物質を放出する。

 4. 炎症の進行(赤ニキビ・膿ニキビへ)

アクネ菌による刺激で、体の免疫が反応し、炎症が起こりはじめる。
その結果、
・毛穴のまわりが赤く腫れる(赤ニキビ)
・白血球が集まり膿がたまる(膿ニキビ・黄ニキビ)
・炎症が深く進むと、皮膚の組織が壊れ、ニキビ跡(色素沈着)になる。

まとめると、

  1.  ホルモンなどで皮脂が増える
  2.  古い角質と皮脂が毛穴を詰まらせる
  3.  詰まった毛穴でアクネ菌が繁殖
  4.  炎症を起こしてニキビになる

ニキビ予防

ニキビ予防には4つのポイントを意識することが大切になる。

 1. 皮脂の過剰分泌を抑えるケア

朝晩の洗顔を丁寧に行い、1日2回、ぬるま湯で洗顔する。ゴシゴシこすらず、泡で包むように洗う。
洗いすぎるとかえって皮脂が増えるので注意しよう。皮膚は「乾燥した!」と判断し、余計に皮脂を出してくる。

自分も美容ナースになる前はザラザラ系の洗顔剤でスキンケアしていた。しかし、シャワー後の肌は乾燥していてヒリヒリ感が増していた。
今では肌の性質を学んでから泡タイプの洗顔剤を使ってケアしている。シャンプーは指を立てずに洗ってる(笑) これは別の機会で。

 2. 毛穴の詰まりを防ぐスキンケア

ピーリングや酵素洗顔の活用しターンオーバー(皮膚の生まれ変わり)を一定のリズムに整える。ただし、やりすぎると逆効果。刺激が強すぎると炎症に。

 3. アクネ菌の繁殖を防ぐ生活習慣

睡眠をしっかりとる。睡眠不足はホルモンバランスが乱れ → 皮脂分泌がアップしてしまう。
ストレスの軽減。ストレスがたまるとアンドロゲン(男性ホルモン)分泌が増加。
甘い物や脂っこい物の摂りすぎを避ける。血糖値の急上昇→インスリン分泌→男性ホルモン増加→皮脂分泌に。

自分は絶対に最低6時間の睡眠は確保している。睡眠不足はニキビができやすい環境であると過去の俺は体験した。きみも睡眠不足には注意だ。

4. 日常生活での小さな工夫

枕カバーやフェイスタオルはこまめに洗濯する。髪の毛が顔に触れないようにする(前髪注意)
マスクの中は清潔に。使い捨て or こまめな洗濯

まさかと思うが、フェイスタオルは3-4日同じものを使っていないよな?1日1回でタオルは変えなきゃ、翌日には菌がめちゃくちゃ繁殖して肌を悪化させてしまうからな!

ニキビができた時の対処法

できてしまったニキビには、状態ごとの対応が異なってくる。

1. 白ニキビ・黒ニキビ(初期段階)

刺激を与えない、潰したり、指で押し出すのはNG。

 2. 赤ニキビ(炎症段階)

皮膚科で外用薬を処方してもらうのがベスト。市販薬ならオロナインではなく、ニキビ専用の薬(ペアアクネ、クレアラシル等)を使用。

3. 膿ニキビ・黄ニキビ(進行段階)

潰すのは絶対NG(跡になる)
皮膚科で処置。膿の除去や抗生物質の塗布が必要。

4. ニキビ跡が残りそうなとき

炎症後の色素沈着(赤み)にはビタミンC誘導体の美容液
クレーター(凹み)は美容皮膚科でレーザー治療やダーマペンなどの美容医療。

「肌」を大切に

ニキビ対策は、正しい洗顔と保湿から。
肌を大切にしないと取り返しがつかない状態になってしまう。そうしたらもうリングに立つチケットすら手に入れるのは難しくなるだろう…。

日々の積み重ねが、肌の状態をベストに保ち心の余裕や自信にもつながっていくと思う。
今日からでいい、少しずつ肌と向き合ってみて欲しい。
その努力が、恋のチャンスをぐっと引き寄せてくれるに違いない。

肌が変わると、印象が変わる。
印象が変わると、恋が動く。
未来の恋のチャンスは、肌コンディション次第。

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